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グループメッセージが終わると、あたしは宮子に個別でメッセージを送った。まどろみさんの様子がおかしいことを宮子も感じていた。
宮子
〔香風は千歳に対しての負い目が無くなった〕
〔亮も同じだよね〕
美咲
〔うん〕
宮子
〔千歳も前を向いて〕
〔お嬢も新たな恋を探してる〕
〔美咲も歌を歌おうとしている〕
美咲
〔うん〕
宮子
〔みんな過去を乗り越えていってるけど…〕
〔まどろみさんは…〕
〔どうなんだろうね〕
美咲
〔まどろみさんが乗り越えたいこと…〕
宮子
〔うん、私たちはここ最近、千歳のことに目を向けていたけど〕
〔まどろみさんにも乗り越えたいことが有るのかも知れないね〕
美咲
〔もしそうだとしたら〕
〔あたしたちは気付いてあげられてない〕
まどろみさんはいつも亮と居るから、大丈夫なんだと、あたしたちは思い込んでいたのかも知れない。
宮子
〔でもその可能性に気付いた〕
美咲
〔次はまどろみさんの番だね〕
宮子
〔うん、うちもそう思う〕
うち?前までは「あたい」だったのに今度はなんのキャラ?て言うか、今キャラ変更する時じゃないでしょ?
宮子
〔まどろみさんは亮が居ると話しにくいかも知れないから〕
〔女子会をしよう!〕
美咲
〔女子会?〕
宮子
〔場所は駅前のマクドナルド〕
〔北高祭の前にポテト祭だね~〕
宮子、女子会の食べ物、まさかポテトだけじゃないでしょうね。
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