第90話 女子会やるよー

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 グループメッセージが終わると、あたしは宮子に個別でメッセージを送った。まどろみさんの様子がおかしいことを宮子も感じていた。 宮子 〔香風は千歳に対しての負い目が無くなった〕 〔亮も同じだよね〕 美咲 〔うん〕 宮子 〔千歳も前を向いて〕 〔お嬢も新たな恋を探してる〕 〔美咲も歌を歌おうとしている〕 美咲 〔うん〕 宮子 〔みんな過去を乗り越えていってるけど…〕 〔まどろみさんは…〕 〔どうなんだろうね〕 美咲 〔まどろみさんが乗り越えたいこと…〕 宮子 〔うん、私たちはここ最近、千歳のことに目を向けていたけど〕 〔まどろみさんにも乗り越えたいことが有るのかも知れないね〕 美咲 〔もしそうだとしたら〕 〔あたしたちは気付いてあげられてない〕  まどろみさんはいつも亮と居るから、大丈夫なんだと、あたしたちは思い込んでいたのかも知れない。 宮子 〔でもその可能性に気付いた〕 美咲 〔次はまどろみさんの番だね〕 宮子 〔うん、うちもそう思う〕  うち?前までは「あたい」だったのに今度はなんのキャラ?て言うか、今キャラ変更する時じゃないでしょ? 宮子 〔まどろみさんは亮が居ると話しにくいかも知れないから〕 〔女子会をしよう!〕 美咲 〔女子会?〕 宮子 〔場所は駅前のマクドナルド〕 〔北高祭の前にポテト祭だね~〕  宮子、女子会の食べ物、まさかポテトだけじゃないでしょうね。
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