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宮子
〔3組桜谷香風さん、ただちに1組集合!〕
香風
〔無理よ、いま正門出たとこ〕
〔今日はライブの練習よ〕
宮子
〔じゃあ連絡事項がありま~す〕
〔明日女子会するから部活終わりに集合!〕
香風
〔明日?うん行けるわ〕
〔女子会?〕
宮子
〔駅前のマクドナルドでポテト祭よ!〕
香風
〔うん?女子会じゃないの?〕
宮子
〔よろしくね、アニカちゃん!〕
香風
〔わかったわよ、行くわ〕
〔ポテトを食べる会なの?〕
宮子
〔まどろみさんを囲む会〕
香風
〔先にそれを言いなさいよ〕
〔まどろみさんどうかしたの?〕
昨日、香風は千歳と先に帰ったから、まどろみさんの様子がおかしいかったことは知らない。宮子は簡単に説明した。
香風
〔そういうことなら絶対行くわ〕
〔ポテト以外も頼んで良いんだよね?〕
宮子
〔頼んで良いのは飲み物と〕
〔ポ・テ・ト〕
〔だけ!〕
「あれ?香風から返事が来なくなった~」
「宮子、ポテト押しが過ぎるよ」
ツインテールを激しく揺らし、香風が息を切らして教室に飛び込んできた。
「お願いっ!フィレオフィッシュも祭に加えてっ!」
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