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梅雨明け宣言
これが 最後の夜だね
梅雨の間の 見上げた星空
ぼんやりと 滲んでいく
繋いでたはずの 手のひらから
君の指先が 離れていく
温もりだけ 残して…
一生懸命 やったつもりだったけど
何が足りなかったんだろ
多分 君は あいつが忘れられなかった
僕は 温もりを 握りしめたまま
ずっと 滲む夜空を見上げてた
僕は 何処で 選択肢を 間違えたんだろ
返ってこない答えを
隣に 求めても 君はいないのに
これが 最後の夜だね
梅雨の間の 見上げた星空
ぼんやりと 滲んでいく
繋いでたはずの 手のひらから
君の指先が 離れていった
温もりだけ 残して…
嗚呼
もう 二度と 逢えないなんて
悪い夢だと 笑ってほしい
これが 最後の夜なんだね
梅雨の間の 見上げた星空
滲んで見えなくなった 君の姿を
ずっと ずっと 忘れないように
この目に 焼き付けた
明日からは 別々の 道を
歩いてゆくんだね
君の 雨は
もう 上がったのかな…
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