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偶像演技
君が作った 僕の偶像を
僕は 愛するが故に 演じていたのか
僕の中で
冷ややかな眼差しを向ける 僕の影が
僕の心臓を 握っている
この胸の動悸は たぶん
心臓を 締め付ける予兆
永遠の眠りについた 僕の亡骸を
運ぶ 僕の偶像たちが
薄笑いで 歩いていく
ほら
今のうちに
僕が 僕であることを 取り戻さなくちゃ
君の笑顔が 凍り付く前に
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