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変えられない 僕の感情
僕の小さな世界は
いつまでも 傷を癒せずに 引きずって
未だ 立ち止まったままだ
踏み出す勇気も 夢も 未来も
遠く 彼方にあるようにも 思えて
幻想を 抱いていた 幼き僕の姿が
変わりゆく街の 片隅で チラつく
救いようのない 現実に
行き場のない感情を ぶつけて
泣きわめけるわけでもなく
日々を ただ ダラダラと過ごしている
だれか この砂漠から
連れ出してくれるといいのに
変えられない 僕の感情
神様に祈ったって
叶わないものもあるから
いっそ祈ることなど しない方がいい
変えられない 僕の感情
僕も 不幸に 縋っているのか
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