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冷たい ブルームーンの夜
遠く 閉じ込めた 記憶の底から
何故か 不意に 浮かび上がってきて
僕の 瞳を 曇らせてしまうんだ
そんな時
僕は 空を見上げる
滲んだ 雲の隙間から
遥かに見える 青空へと
飛んでいけ 鬱蒼とした この想いよ
陽は すでに傾き 山々の隙間に沈み
宵闇が 降りて来る時
探してた 青空は もう 見えないんだ
どんなに 願い乞うても
届かない この想いを抱えたまま
永い 永い 時間
朽ち果てる時を 夢見て 眠る
冷たく 冷えた 掌であっても
どうか 嫌がらずに 握り返して
君の 鼓動を 聴かせて欲しい
冷たい ブルームーンの夜
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