繋ぐ手

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繋ぐ手

色んなものを 飲み込みすぎたせいか 息が詰まった 僕の喉 どうして あの時 吐き出さなかった 言葉が 今頃 込み上げて来ては 僕を 苦しめる 過去は いつだって 僕を 後ろ向きにさせて 何故 前に 進む勇気を 奪うんだろ ずっと 立ち止ったままの 僕が 凍えるような 冬空の下 薄氷の 上に立っている いつだって 足元には 奈落が ポッカリと空いていて 闇に 堕ちる 住人を 待っている 早く ここから 移動しなきゃ 氷が 溶けたなら 僕は 救われるの? それとも 奈落に落ちてしまうのか こんな世界の中でも 君は 手を繋いで 居てくれるんだね…  
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