方舟

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方舟

色々無くしてばかりだった 流れ流れて 流されて 手に取るものは 皆 指の間から 零れていった 人の涙が 耐えられなかったから いつも 余計なお世話を焼いて 疎まれ嫌われた 繰り返し 繰り返し そんな日々が 日常だった 自分の為にが 出来なくて いつも じんわりと 苦しくなっていく 流れ者の お馬鹿さん 方舟に乗って 何処まで流されれば 気が済むんだろ ずっと 自分の事が 大嫌いだった
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