2人が本棚に入れています
本棚に追加
方舟
色々無くしてばかりだった
流れ流れて 流されて
手に取るものは 皆
指の間から 零れていった
人の涙が 耐えられなかったから
いつも 余計なお世話を焼いて
疎まれ嫌われた
繰り返し 繰り返し
そんな日々が
日常だった
自分の為にが 出来なくて
いつも じんわりと
苦しくなっていく
流れ者の お馬鹿さん
方舟に乗って
何処まで流されれば
気が済むんだろ
ずっと 自分の事が
大嫌いだった
最初のコメントを投稿しよう!