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月の綺麗な晩ですね
月の綺麗な晩ですね
夜空を見上げて ふと 呟いた
忙しい毎日に 忙殺されそうになりながら
心だけは 無くさずにいようと
この大地を 踏みしめている
自分の過去を 遡ると
幼少の頃の 嫌な思い出だけではなく
その上に 君と積み上げた記憶が
今の 僕の 過去になった
弱虫な 僕の中にも
思い出が 胸を温める部分を
君がくれたから
振り返るのが 怖くなくなったよ
どうか 君よ
僕より先に 逝かないでください
僕は 君の 後姿を
見送る勇気は 無いようだよ
月の綺麗な晩ですね
夜空を見上げて ふと 呟いた
手に 届きそうで 届かない
君も 見てるかな
見てるといいな
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