遂に身体が・・・!?

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遂に身体が・・・!?

当然のごとく通報騒ぎも翌日には高校でネタにしつつ、どうにか平常心でいる様にと振る舞っていたが、内心はらわたが煮えくり返りそうだった 以前から母親とは会話は殆ど無い状態だったけど、今は視界にも入れない様にしているほど腹立たしい存在になった とは言え、家に居る事も少ないし居ても居間でTV見ているくらいなので、姿を見る事は少ないのが救いだった この話は祖父母にも相談した まぁ、やっぱり「精神病だから」だった 確かに理屈では分かるが納得は出来ないし、理屈で言えば国民の義務を果たしていない人間だ これこそ施設にでも収容が一番だと思う 税金から出た保護費に甘えて胡座をかいて座っていて、それに感謝する訳でもなく改善しようとする訳でも無い そんな奴にコケにされて誰が落ち着いてられるのか それを意地になって祖父母に訴えたけども、返ってきたのは「君が大人になるしかない」、との冷たい言葉だった まともな家族として話せるのが祖父母だったから、もう少しは慰めの言葉でも期待していたのが裏切られた ただ、正直がっかりはしたけど予想もしていた 結局のところ、母親が精神疾患者でどうしようもないし、僕は卒業と就職という大きな目標が控えている そんな時にこんな下らない人間に気を取られてどうするか? 祖父からの話はそう言う内容だった 分かっている 分かってはいる ただ納得出来ないし、許せないだけ ・・・まぁ、ただ無視しておけば最小限の接触で済むのも事実だし、それは可能ではある 祖父母の提案もあったので、どうにか飲み込む事にした そうして僕はストレスを溜め込む事になった 母親の雰囲気があれば視界に入れない様にし、家でもイヤホンで音楽を聞いて声も聞こえない様にしたりもした ただ、やはりストレスは蓄積して影響が出てくる様で、それは身体にも症状として出てきた それが頻尿だった 自律神経が異常が出たので生理現象の感じ方にも影響が出た様で、尿意が我慢できず時には10分でまたトイレに行くほどだった 何か気が紛れる事・・・例えば美術の作品作成、工業技術の実習など身体を多少なり動かして集中出来れば発症しないが、座学など座った状態での拘束はヤバかった テスト中はかなりヤバイ ただでさえストレスかかるのに、声も出せずに50分もただただ座らないといけないのは無理だった 幸いバカしかいないクラスで、担任達もあまり重要視していない環境だったので、すぐに手を上げてトイレへダッシュは余裕だったw クラスでも頻尿だからしゃあない!、と言っておけば笑いが出るだけで済む そう考えると普通校なら厳しかったのかな~ そんな感じでどうにか乗り切っては居たが、実際かなりストレスだった 尿意は有るのにトイレに行くと出ない、教室に戻って10数分するとまた尿意が・・・でも出ないの繰り返し そんな状態にウンザリしていた頃、保険室の先生に解決策としてある提案をされた メンタルクリニックに行ってみないか?、と・・・
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