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男尊女卑！？
まぁ、祖母は厳しかったな
取り敢えず最初に言われたのが、「お客様じゃないからね」だもんな～w
とは言え僕には家事についてとやかくは言わなかったな～
料理はもちろん食器洗いや洗濯、部屋の掃除について「やりなさい」とは言われなかったな～
逆に妹達は料理と洗い物を毎回手伝わされていた感じ
あの頃は何とも思わなかったけど、やっぱり古い時代だと女は家事、男は仕事で言われなかったのかな～
その代わりに食事の作法とか、私生活での指摘が多かったな
幸いゲームには容認的だったけど、良く「これは何をしているのか？」って聞かれて、モンスターをハントするゲームと答えると、「それをやると何が楽しいのか？」って言われてたっけ
まぁ、端的に言えば現実逃避なんだけどw
あと、漫画とか買うのも必要性を感じないみたいで、小遣いで毎月買っているのにも小言言われてたかな～
僕としても基本我が道を行くスタンスだから、適当に返しながらも楽しむ事は続けていた
と言う感じで、僕はそれなりに自由に過ごしていたけど、妹達は居心地悪かったんだろうな～
露骨に帰る時間が遅くなっていたし、夕食前までは自分達の家に居たりして、どうにか離れる様にしていたっけ
この扱いの差が、社会人になってからの関係に影響したのかもしれないけど、それはまた別の話だね
まぁ、あと祖母は結論をはっきりと言う人であるから、妹達にはキツかったのかも知れないな～
何かしら隠し事して、それで利益を得たりするのに抵抗無い性格だから・・・
それもまた別の話だけどw
その点、僕は嘘が苦手でどうしても本音や事実を言ってしまうので、性格としては摩擦は無かったかな～
そんな訳で、僕としてはそれなりに自由に同居生活を送っていたな～
そんな生活が1、2ヶ月続いたが、その生活はいきなり終了を告げられた
祖母が言うには、この団地引っ越すので同居は出来ないとの事だった
で、また自分達の家に戻る訳だけど市役所からの指摘は無かった
しっかりと手続きか相談はしてくれたのだろうな～
まぁ、何にせよ子供のみでの生活に戻るだけだから何も問題無いけどw
それに祖母の引っ越し先は家から歩いて10分の距離なので、その点も気を使ってくれたのかな～
そんな訳で自由で快適な生活に戻ったけど、その生活も1、2ヶ月で終わってしまった
母親が退院したからだ
とは言っても殆ど変わってなく、食事をとる様になって衰弱しなくなっただけだった
当然仕事も出来ないし、家事も出来ない
また僕は玄関横の1畳半に逆戻りになったけど、唯一の救いは母親は当分祖母の元で生活するという事だった
はっきり言って、まだ精神疾患なのに一緒には暮らしたくないからな・・・w
中学生と言う多感な時期にこれとか・・・先が思いやられるよな～
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