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由宇はすぐにクラスのアイドル的存在になった。
それまで人気だった女の子たちが嫉妬して意地悪してきたけど、由宇は余裕があったし、その子たちを褒めることでプライドを保たせてあげた。
それと同時に、女の子はこうしなきゃダメとか、男の子ってこういうものよ、なんてアドバイスしたら、みんな由宇に群がってきた。
とにかく由宇は何が起きても解決できる自信があった。
だからばれた時もたいして動揺しなかった。
だってそれが由宇だもん。
隠してたってよりは、気づかなかったみんなが悪いのよ。
そう思っただけ。
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