煌牙side(6)ー更に1歩前へー

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大浴場に行くと、腰にバスタオルを巻き、椅子に座っている涼と拓海が居た。 先に『誰だ?』と聞いてきたのは、拓海。 「俺は中村健太。本日からお世話になります」 健太の言葉を聞いて『もしかして?』と問い掛けてきたのは、涼。 「大和の息子で、俺の補佐でもあるんだ。明日から俺の居ねぇ時は、1階のリビングに行かせるから、よろしく頼む」 『任せろ』と言った涼は、立ち上がり健太の傍に行くと『涼だ。よろしくな』と言って健太の肩を軽く叩いていた。 拓海は、ただ笑っているだけだったが、明日から本格的に健太は、煌蓮の仕事をする事になるだろう。 これからが楽しみだと思うのは俺だけじゃねぇ。 笑っている拓海も健太と話す涼もだろう。
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