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「父親だと分かった時、どんな気持ちだった?」
椿学園の敷地から出て、煌蓮総本部に帰る為に黒のアルファードを走らせる俺に、そう問い掛けてきた涼さん。
「母さんから聞いてた通りだと思った」
「それにしても、近くで見ると益々大和に似ているもんだな」
「そう言われたらなんか気恥ずかしい感じ」
「俺には親が居ねぇから分からねぇが、大和は大和なりに健太を想っている。だから、大切にしてやってくれ」
「父さんもだけど、涼さんも拓海さんも大切する」
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