弐
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女はアマビエの脚にリードをつけ、そのまま一緒に出勤した。 理由はもちろん疫病避けにするため。そしてもうひとつ、 「見て、アマビエよ。私実物初めて見たかも」 「いーなー。あの子がいればもう病気しないんでしょ?」 今ちまたで重宝されている妖怪を周囲に見せつけるためである。 狙い通りすれ違う人々から注目を浴び、女はご満悦だった。
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