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ガウリカ・クマル
ガウリカ・クマルは名は体を表すどころか元気溢れる少女だった。
「私が選ばれた理由は何だと思います?」、なんて勿体ぶらない。
「運命を受容した割に軍務を放棄するのね」
敢えて審判的な態度をとる。するとガウリカは軽くいなした。
「気づいたんです。私、不老不死なんだなって。だったら、いずれ終わる実戦より建設という戦略に携わりたい」
創造軍は文字通り、平和創出、つまり任地の復興も国防と考える。
「ストイックなのね。でさ、エリサの事だけど」
するとクマルは衝撃の事実を激白した。
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