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レイナは今年学園に入学した女子生徒だ。レイナは入学してすぐに学園のイケメンたちにモテた。しかしレイナが告白したのはある女子生徒だった。
レイナには前世の記憶があった。その前世の記憶によるとこの世界はある乙女ゲームに似た世界だった。さらにそのゲームの主人公に生まれ変わっていた。しかしレイナはよくある小説のように逆ハーレムを作ろうとはしなかった。
なぜならレイナはレズだったからだ。それに逆ハーレムとか作るとざまぁされそうだと思った。
レイナは別に前世が男だったわけではない。レイナは前世からの生粋のレズビアンだった。
レイナにはそのゲームで好きな子がいた。それは乙女ゲームの悪役令嬢エリザだ。レイナが前世でその子に一目惚れしてしまった。だからこの世界ではエリザと恋人になろうと考えた。それにこの国では同性婚は禁止されてはいなかった。
レイナは学園に通うまでの間に色々と学んだりエリザの相手にふさわしいように努力した。
レイナは学園に入学したその日にエリザを落とした。その過程でイケメンたちにモテたがそんなのどうでも良かった。
レイナが選んだのは悪役令嬢エリザだったのだから。
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