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俺は、少し疲労感を感じながら、ハナが居ると思う図書室に足を運んだ!
ガラッ
夕日がさしかかる窓側で、ハナは静かに本を開いてた
やっぱり、ハナが解き放つ空気感は、心を落ち着かせてくれる……
話しかける事なく、俺は一冊の本を手に取りハナの斜め向いの席に座った…
ハナも少し目線を動かしたが、すぐに本に目を向けた…
図書室も閉まる時間となり、俺もハナも鞄を持ち図書室を後にした!
「今日は、ごめん……!」
「何が…?」
「………アイツらに屋上、呼び出されたんだろ……」
「…あっ…その事……私、博史くんの事、上手く言ってあげれなかった……博史くん、頑張って色んな事に挑戦してるの分かってるのに……」
ハナが分かってくれてるだけで、十分だと思った…
「……俺、アイツらにハナを利用してるだけだって言った……それしか、その場を抑える言葉が浮かばなくて……」
「……私、利用してもいいと思う……自分が成長する為だったら…だだ悪の事に使ったら、一生許さないけどね(笑)」
正直、ハナは本当に許さないと思ったので、背筋がゾッとした!
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