君!

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その晩、珍しく親父が早めに帰って来た! 揃って夕飯何て久々かもしれない…! 「ご馳走様!」 いい機会だと思った… 「…二人に相談がある…進路の事なんだけど……!」 「来週には、進路希望を出さないといけないんだけど… 俺、ずっと悩んでてさ…やっと、こんなのがやりたいってのが見つかって……」 「……良かった!アナタいつまでも、どうするつもりか言ってくれないし、他のお宅では、進路希望出したって聞いてたから…」 「お前は、どうしたいんだ!」 親父は、いつもながら威圧感がある喋りをする… 「…俺は、未だ何になりたいか分からないけど、進学をして経済学を学びたい、どこまで自分が通用するのか試してみたいんだ……」 「…何になりたいのか決まってないのに、だだ大学いくの!…それで、やっぱり違うってなったらどうするのよ!」
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