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「他次元人の嬢ちゃん。いくら円環神の加護があるからって、組合に登録してない人間を通すわけにはいかねぇ。」
「あらら。(出鼻をくじかれちゃったか…あんにゃろ、情報小出しにしやがって。)ちょっと待ってね、お兄さん。『アホ縁、狩りに行く前に登録が必要とか、そういう情報の方が大事だろうが』っと…『忘れてた。初期リス地点から噴水挟んで反対側のデカい建物だよ。一個だけやたらデカいからすぐわかる。』………知り合いに聞いて場所わかったから、登録してくるね。また後で、お兄さん!」
「おう、気をつけてな………おい、どこ行く気だ?そっちは壁………マジか。」
再び走り出したshYnoが、地を蹴って跳躍する。平然と壁を足場に跳び跳ね、建物の屋根に飛び乗って元来た方向に走っていった。
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