1章

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「なるほどねー」  それは初耳だ。鈴木の情報が増えたことに喜んでいる自分がいるような気がして、嫌な気分になる。 「斎藤? 」 「ん? お土産買って帰ろうか? 」 「え? あぁ、そうだな」  いぶかし気な顔をする鈴木を無視して、私は足早に平安神宮を出た。
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