【ルポ】きみは半分空想の友だち【光尾取材メモ】欠けた現実を補う人間たち

二人目【”事故頻発人格”のJK】

私はそのJKについて気になっていました。

面接をこなしている日々。
ある日、主宰女性が自身の運営するラブホテルから戻ってきて、私に告げました。

「あの子、やばいみたい。私、手を引くわ。光尾さん、あの子断って」

主宰女性が言っているのは、階段から落ちるJKのことでした。
彼女が「やばい」とはどういうことでしょう。