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二人目【”事故頻発人格”のJK】
どういうわけか、事務所の階段からいつも落ちるJKがいました。
その子は面接の帰りにまず落ちて、膝をケガしています。
とても可愛い子だったので、主宰女性は合格を出し、店から仕事を回していました。
私はこの少女の面接を担当したわけですが、かわいらしい彼女の話す内容にいつも”何か”を感じていました。
といっても、前回の”キティたん”の件で大外ししているわけで、私の勘などあてにならないのだと挫折しています。
このJKは借金があるといい、「毎日働きたい」と言います。
主宰女性はそっち(水商売系)出身で、自身のパイプも太いので、さまざまな”仕事”をJKに回すことが出来ました。
とはいえ、JKです。
以前は水商売系のスカウトのあいだで「JKは雇うな、携わるな」と言われていたそうで、なぜなら未成年、JKをスカウトし、カネ儲けをするとパクられる(捕まる)というのが当たり前だったからです。
今ではJKビジネスがもう当たり前になってしまって、街にファストフードがあるのと同じで、繁華街にはJKビジネスがあります。
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