第五章 雨が止むまで。

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早足で歩くなか、奥さんの顔色が悪いことに気付く。 「体調良くないです?大丈夫ですか?」 『いえ・・あの、雷が苦手で。』 段々と顔色が悪くなる。 「雨が止むまで傍にいても、いいですか?止んだら部屋に戻りますから。」 『あ、あの、はい。ありがとうございます。』 家にお邪魔して出された珈琲をのむ。 身体が温まる。 暫くすると奥さんの顔色が戻って安心した。
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