flavorsour 第三章

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flavorsour 第三章

真新しい家の真新しい部屋の真新しいカーテンの隙間から淡い光が差し込んで来た。 「………」 ベッド脇のサイドテーブルに置かれた携帯を手に取った。もう何度目になるのか分からないほどしている時間チェック。 (ようやく5時……か) 前に確認した時から5分ほどしか進んでいない。 (あぁ、もういいや) 浅くため息を吐きながら私はベッドから這い出た。
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