flavorsour 第三章

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その後はとりとめのない話を続けながら食事を終え、彼が食器の後片付けをしている間に私は当番だったお風呂掃除をした。 順番に入浴を済ませた後からは恒例のゲーム時間だ。 「蘭ちゃんはスキル発動させて動きを止めて」 「はい……あ、ちょっと待ってください。チャージ時間が足りなくて」 「じゃあその間足止めしとく」 「はい」 少しだけ気持ちが落ちたけれどやっぱり彼とこういう時間を過ごすのは楽しくて…… 楽しいけれどやけに切なく思うのは何故だろうと思うのだった。
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