flavorsour 第五章

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flavorsour 第五章

ここ数日思い悩んでいたことが突然解決した。 その手助けをしてくれたのは──…… 「蘭ちゃん、今だよ!」 「えっ、あ、はい」 不意に我に返り手元の画面に意識を集中させた。 「よしよし。拘束時間延長でアイテム取り放題だ」 「ですね」 私たちの間で日課となりつつあった入浴後のゲーム時間(タイム)。 近頃ではお互いやっていたゲームは勿論、やっていなかったゲームも始めたりして一緒にプレイすることが多くなっていた。
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