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1000%、嫌われた。おめでとう自分。
昨日の自分の言葉を思い出して、胸がチクチクと痛む。自業自得だ。
松原さんに呼び出されたテレビ局へ向かう道中で、昨日の穂積さんとの会話がぐるぐると脳内で繰り返されていた。
恐らくもう、私に笑いかけてくれることは無いだろう。なんなら、会うことも無い、か。
だけど、これで良かったんだ。
「っ、」
視界が滲んでいく感覚に私は慌てて歩みを進めた。
___嬉しかった。
俯いてばかりの自分が嫌いだったから。
前を向く癖をつけろなんて、
私の青い瞳を見せないのは勿体ないなんて、
今まで、そんなことを言われたことは無かった。
自分でさえ、思ったことが無かった。
「…これ以上、迷惑かけられないよ。」
どんなに嬉しかったか、本当は彼に伝えたかったけれど。
私が側にいることが穂積さんの迷惑になるかもしれないなら、喜んで離れるよ。
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