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―――最悪すぎる。
入学式はサボってしまったし、クラスの席は教室のど真ん中だし、みんなもうグループでわいわいしてるし…!!
それに!それに…!!
一番最悪なのは、何故か生徒会長の補佐になってる事だよ…!!
あの後、あの男が生徒会長だと判明し僕は断固として首を縦に振らなかったが「もう決定事項だから」と取りつく島もなかった。
それに、ここまで運んでやったのは俺様だぜ?と悪どい笑みを向けられて僕はひぃっとすくみ上がってしまった。
あん、あんな悪魔みたいな人が生徒会長だなんてっ…この学校は大丈夫なの…!?
半泣きで生徒会長から逃げて僕は同室者に挨拶もせずベッドに突っ伏した
…適当に入った部屋が自分の部屋だったからまだ良かったけど、相手の部屋だったら死んでたな僕。
朝起きて同室者には「やばい奴が来たかと思ったわ」と笑われるし「入学式サボってるしヤンキーかと思ってたけど……んな訳ねぇよな、そんな顔で」と言われて僕の豆腐メンタルはボロボロになっていた。
そんな顔なんて言わなくてもさぁ!?そんなの僕が一番知ってるし…!!
それに君の方がヤンキーみたいだよ!!!……とは怖くて流石に言えなかった。
見た目で判断するなんて良くない良くない。
「…僕、これからどうなるんだろう…」
キリキリと痛み出したお腹をさすりながらポツリと弱音を吐き出した。
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