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「や〜それにしても小動物みたいでかぁいいねぇ〜お菓子あるけど食べるぅ?」 「ひっ…だ、大丈夫です…お構いなく…」 「柊。あまり彼を困らせないで下さい。見ているこちらが気の毒になります。…えぇと、指宿くん、でしたよね。うちの馬鹿のせいで迷惑をかけてしまってすみません」 「あ、え、と……はい…」 突然僕の顔を覗き込むようにして上から現れた男――会計・柊――にビクッと体を震わせ距離を取りながらもなんとか返せばそれを見ていた男――副会長・早乙女――に申し訳なさそうに言われた。 すみませんというのなら今すぐ補佐を解除して下さい…。 そう願うが勿論それは無理だ。 何故なら既に確定事項であるから。 酷くない?気を失ってる生徒に何も聞かずに補佐に任命するって。 なんで誰も疑問を抱かないの!? 右も左もわかってない新入生を補佐にしてさ…!! ブランケットを握りしめて泣くのを我慢していると悪魔の声が聞こえてきた。 「おい、佳乃。お前は今日から俺様の補佐だ。…ずっと俺の側でサポートしろよ」 …僕が神様に何かしましたか?
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