父の顔
1/3
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/
3ページ
父は厳しい人だった。 小さい頃よく叱られて僕はいつも「お父さんごめんなさい」と下を向き謝っていた。 中学生になっても、高校生になってもよく叱られ、その度に下を向いて謝っていた。 僕はある日思った。僕はいつから父の顔を見てないんだろうと。父は夜遅くまで仕事で帰ってこないことが多く、朝にあっても軽く挨拶する程度で顔をあわせて話すことは無かった。何となく嫌だったのだ。父といるのが。
/
3ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
0
スターで応援
1
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!