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「私も。よろしくね、小春。」
「教室いこっ」
「うん。」
「ねぇねぇ君ら新入生??めっちゃ可愛いよねー。」
教室に行こうとしてたら上級生?に声をかけられた。
「えーぜんぜん可愛くないですょ」
「いや、めっちゃ可愛いよ。俺らさ可愛い後輩ちゃんと仲良くなりたくてここで可愛い子探してたんだけどやっと、見つかったもーん。」
「そんな事ゆって、色んな子に声掛けてるんじゃないですかぁ?」
…小春すご。こんなチャラい先輩と普通に喋れて。
「まじまじ、な、晴空。」
「…知らねーよ。」
「なんだよ、晴空ー何怒ってんだよー」
「朝からこんなくだらねーこと付き合わされてりゃ怒るだろ」
「そんな怒んなよーー、ごめんね、怖いよねこの人。」
「ぜんぜんそんなことないですよぉ」
「こいつさ、入学式なのに桜散ってて朝から不機嫌なわけ。自分の入学式じゃねーのにさ。」
え…。
私も同じこと朝考えてた。
「え、桜ですか?なんでですか、」
半笑いになる小春。
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