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「はい、お待たせ。イチゴのタルトケーキだよ」
「うわあ、おいしそう」
結はイチゴが好きである。でもイチゴって1月とか2月が旬だったような、、、。
隆良は結の表情を察して、
「イチゴはね、大体は1月とかに出るんだけど、本来の旬は4月後半くらいまでなんだよ。まあでも、イチゴ系は年中置けるようにはしてるんだけどね」
前まではなかったのにイチゴ系揃えるようになったんだ、、、
僕のため、、なわけないか!(笑)
そんな毎日毎日来るわけでもないのにそんなことないか。
と結は心の中で考えていると
「佐久良さんのために置いておいてるんだ。だからいつでも来てね。」
隆良さんはそういって、ドリンクも置いてくれた。
あー、いつ見てもかっこいい。
「ありがとうございます、嬉しいです」
本当に嬉しくて、自分のためにしかも大好きな苺を、、。嬉しすぎてつい満面の笑みを向けてしまう。
「//////っ」
隆良さんの顔が赤いような気がして、どうしたのか尋ねようとしたとき
カランカラン
ドアの開く音がした
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