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ガチャッ
ドアを開けると、生徒会のメンバーたちは忙しそうにしていた
なんか意外だった、、失礼だけど
「あの、放送で呼ばれた佐久良ですが、、、」
そう声を放った途端に、何かが飛んできた
「ゆいちゃああああああん!!!」
もちろんこれは春馬だ
「会いたかったああああ””元気!?今日もかわいいね!何か変わったことはない?今日の俺どう!?かっこいい?」
すごい呼吸しないで言ってる
エラ呼吸してんのかなこの子は、、。
「春馬、久しぶり。元気だった?」
そんな状態で話しかけると、奥のほうから鼻で笑うような声がした
はあ!?いまこの生徒会長、鼻で笑った?
仮にも僕は君の先生なんですけど!?
なんて心の中で言う。
まあ、大人だからそんなものでは動揺しない。
前の失態は絶対に晒さない
「何か御用ですか?」
目の前にいる銀髪の男を目の中心にうつす
「ああ、新入生歓迎会でのことだ。結は4月からこの学校に来たから、新入生みたいなもんだろ。風紀委員の見回りじゃなくて、こっちの企画のほうに参加しろ。」
もう一度言うが、仮にも僕は教師だ。
なんで呼び捨てにされるのか、ましてやなんで命令口調なのか。
「すみません、”神郷くん”。風紀委員会の顧問なので見回りを優先します。何かあったら困りますので」
「結。」
名前を呼んでから、神郷は笑う。
あの事言うぞ。そう言われているようだ。
ここには春馬がいる。それは避けたい、
「っ外に、西野君がいるので聞いてみます。」
そう言って、西野のいるドアの外に行く
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