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ああ、言った。言ってしまった。
もうただの幼馴染には戻れない。
このままずっと言わないで、この気持ちを消して貰おうと思っていたのに。
考えれば考えるほど悲しくなってきて、俺はいつの間にか泣いていた。
そんな俺に対して晃が呟く。
「…そんなに……そんなに、俺の隣は嫌だった？」
「……は……？」
「そんな事思っちゃうぐらい、俺が嫌だった！？」
「ちょ、ちょっと待て…！嫌ってなんだ！？なんの話だ！？」
頭がいたいとはこの事か？
全く話が噛み合っていない気がするんだけど。
混乱しながら晃を見やれば晃も晃で混乱しているようだった。
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