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ざぁざぁと真夜中に降り出した雨に開け放していた窓を閉めていく。
うう。蒸し暑い。眠い。眠い。
出窓で涼んでいた猫がぶにゃぁと尻尾をたたきつけて抗議して床に降りた。そのままとててとエアコンの真下で伸びる。
浅い眠りを繰り返して。夜が明けてもだらだらとベッドでまどろんで。1日が過ぎる。
猫さん4匹も昼間はだらけている。
甲高い子供たちの声。走り抜ける足音。
ばいばーい！
下手な歌声。ああ。学校終わったのかあ。今日も1日が終わるのね。
るかなぁ～ひゃーくにんで食べたいなぁ
トモダチひゃくにんデキルかなぁ
『オレひゃくにんできる！』
『おれもー！！』
『ひゃくにんでたべたいなー』
そのひゃくにんにあたしはいってないよね？
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