作品2の原曲とは

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作品2の原曲とは

『お手をどうぞ』は、はモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』の中のドン・ジョヴァンニとツェルリーナの二重唱です。 ドン・ジョヴァンニとは、俗に言うドン・ファンのことで『女たらし』の話をオペラにしたもの。これまでものにした女を数える「カタログの歌」も有名です。 真面目なショパンのことですから、モーツァルトの音楽にほれこんで変奏作品を作ろうとしたら、たまたまこういう内容だったのだと思います。 『お手をどうぞ』の場面は、ドン・ジョヴァンニが婚礼の宴の最中に花嫁ツェルリーナを自分の屋敷に誘いだすところ。彼の甘い言葉に花嫁は、花婿マゼットを気にしながらもフラフラっとなっていきます。 二重唱の歌詞がパブリックドメインになっていました。以下のとおりです。 ドン・ジョヴァンニ: あそこで さあ 手を取り合って あそこでお前はいうのだよ 「はい」と ご覧 遠くはない さあ出かけよう 愛しい人 ここから ツェルリーナ: (行きたいけれど 行きたくない あたしの心は震えるわ 幸せに ええ本当に なれるのかも だけど騙されてるのかも知れないし) ドン・ジョヴァンニ: おいで 私の美しい最愛の人よ! ツェルリーナ: (でもかわいそうだわ マゼットが) ドン・ジョヴァンニ: 私がお前の運命を変えてやろう ツェルリーナ: だめ…もう抵抗できないわ ドン・ジョヴァンニ: さあ行こう! ツェルリーナ: 行きましょう! 二人: 行こう 行きましょう 愛しい人 苦しみを癒すために この純粋な愛の <彼らは抱き合いながら別荘に向かって歩いていく> 以上訳詞は「オペラ対訳プロジェクト」より「ドン・ジョバンニ」(パブリックドメイン)から引用いたしました。 https://w.atwiki.jp/oper/pages/82.html 参考音源: https://www.youtube.com/watch?v=xfti-KQoxXM
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