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「え…えっと(間違えではないけど…ちょっと違うんだよね)」
「先輩?」
「え!…ああ…うん、まぁね…あはは」
羽菜はそう言って苦笑いして顔を反らした。
「?」
羽菜の様子がちょっとぎこちない感じはあったがその時、一正はあまり気にしなかった。
そして昼休みになり
「さてと…何、食べようかな…そういえば昨日、食べたあのお弁当…昼でも売ってるのかな?…とりあえず行ってみよ」
一正は皆の誘いを断って1人で昼食をとりに来ていた。
「それにしても…(何で会社の女の子達、俺と食事したがるだよ…そんなに俺と付き合いたいのかね)…けど…高根先輩はさっさと昼、食べに行っちゃうし…(せっかく誘って先輩と話たかったのに…)ハァー」
一正は羽菜を誘って一緒にお昼を食べたかったが一正が誘おうとして羽菜がいる席を見たらいつの間にか居なくなっていた。
一正はとぼとぼと昨日、羽菜と会った。場所まで来た。
「えっと…確かこのへんだったはずだけど…(それにしてもさっきから気になってたけど凄い行列だな…まさかな)」
羽菜と会った場所に来た。一正はものすごい行列が並んでいるのを横目にお店の方に向かった。
「…(それにしても女の人が多いなぁ)…あ、あった!…え…まさかとは思ったけどそのまさかだったとは…ハァー」
一正は並んでいる人達を横目で気にしながら歩いていたら行列のその先は一正が昨日、羽菜と会った。店の行列だった。
一正はまさか昨日、羽菜と会った店だとは思っていなかった。ので行列の先が会った店だったのを知って落ち込んだ。
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