人魚姫

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人魚姫

私は泡にならず 王子の心臓をナイフで貫いた 人魚に戻った海底の姫 100年後、王子の子孫と恋をして 過去の自分を悔やむだなんて……。 「あぁ王子様! 私は、貴方様に相応しい相手ではないのです。例え、この身に白く滑らかな脚が生えようと。私は海の泡になるべき、ただの魚なのです」
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