【エロ・マニアック注意】怪しい広告、怪しい求人【光尾取材メモ】

ウエディングモデル募集

【ウエディングのパンフレット、広告モデル募集】
（男性・女性モデルを募集しています。）

ある媒体で、この広告を頻繁に見ていました。

ウエディングのモデルはいるでしょう。
ですが、そんなに頻繁に募集をかけなくてはならないほど、ウエディングのモデルは不足しているのでしょうか。

【書類選考が通った方のみご連絡差し上げます。】
とのことなので、私は知人のモデルの卵・Aさんを送り込みました。

無事通過。
連絡はおそらく三日ほどであったと思います。

そして、いざ潜入です。
私は”マネージャー”役で引率しますが、残念ながらオーディションの現場は見られず。

Aさんの話を聞きます。

「内容は普通のオーディションと変わりませんでした。
ずらっと並んだ審査員の前で自己紹介をして、ウォーキングをしました」

Aさんはそう言いました。

そして、「結果は後日それぞれに通知」とのことでした。

「ちなみに、一回のギャラは６万円から１０万円って言われました」
とAさんは言います。

「それは通常のモデル業務と比べて安いですか？　高いですか？」
私は訊きました。

「…高いです。相当、高いと思います」

後日、（翌日）Aさんの携帯電話に結果の着信があります。

「おめでとうございます」

合格か、とAさんは思いましたが、

「あなた、とてもいいんだけど、二点、気になることがあります」

電話の向こうの男性は言います。

「もう少し、足を絞って（痩せて）欲しいのと、ウォーキングのレッスンが必要なのね。それは資金がかかるんだけど、先行投資だから。現場を三回踏めば元は取れちゃうからね」

と説明を受けます。
ちなみにおねえ言葉だったとか。

するとAさん、「では、三回分で支払いますので、お仕事を三回ただでやればいいですか？」と訊きます。

すると、男性は烈火のごとく怒り始め、「そんなにうまい話しがこの世のなかのどこにあるんだ」とか、「いい気になるな、今の時点で商品として使えないB品だ」などの言葉の暴力を受けたと言います。

そして、「では払えません」というと電話をガチャ切りされたそうです。

そして、後日、封書で、

・オーディション費（八人のスタッフの人件費）
・通信費

の請求が届いたと言います。

Aさんは怖くなり、そのお金を支払ったといいます。
（※その後、弁償しました。）

すると、【あなたは見込みがあるので稼げる”高級愛人クラブ”を紹介しましょうか？】などの連絡が来たのですが、断ったということです。