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拝啓、十年後の私へ
今、未来の私は何をしていますか?
ここにまだいるかもわからないし、この作品が残っているかもわからない。でも、この機会に、十年後の私へ、十年前の私から、メッセージを残します。
今、学生である私は、少し悩み事や悲しいことがあります。
でも、それと同じぐらい、楽しいこと、嬉しいこともあるんです。
その比率は日によって変わるし、どうしても辛いばかりの日もある。
だけど、私は生きている。
「死にたい」なんて思うほどの絶望には襲われていないんです。
それだけでも、幸せだと思いませんか?
忘れないように、少しだけ、あったことを書いておきます。
最近はスマホゲームにはまっています。ストーリーを解放して、読み進めて…それが、すごくすごく楽しいから。時間を忘れるほど夢中になって、やっています。
でも私は運が悪くて、ほしいカードが引けなかったりもします。それでも、止めようとは思いません。だって、楽しいから。唯一の楽しみだから。
十年後の私は、まだ続けているでしょうか。そのゲームも、残っているかはわからないけれど…こんなに夢中になっていたものがあることを、忘れないでください。
色んな場所で、友達が増えました。
学校ではまだまだだけど、話しかけてくれる人もいます。
エブリスタや他のSNS…そこで知り合った人たちは、すごく優しいです。
時にはその人たちに嫉妬することもあるけれど、私は、みんなのことが大好きです。
未来ではそのつながりが切れていたとしても、繋がっていたとしても、これを読み返した時にそれを思い出してください。私は、決して一人ではありません。孤独ではありません。
優しい人たちが、支えてくれる人たちが、周りにちゃんといるんです。
……少し、長くなってしまいました。なので、この辺りで終わりにしようと思います。
最後に、今の私から未来の私へ。大好きな言葉たちを贈ります。
『May you be happy.(貴女が幸せでありますように。)』
『The Show must go on.(ショーは終わらない。)』
敬具、十年前の私より
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