宝物

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宝物

それから私は第二のスタッフになった気分でエブリスタで書くようになった。さらに妄想コンテストに挑戦するようになった。 昨年行われた平泉春奈さんのイラストに合わせた小説を書くのは面白かった。 イラストに描かれた物以外の見えないものを意識して書いているうちに、他の妄想コンテストもそのように考えるようになった。 また恋愛ラブコメディを主に書いているが、あえて他のジャンルも書いている。これは無料の腕試しである。SFを書き自分でも稚拙であると思うが、まずは仕上げる。野球でいえばバッドを振ろうぜ、という自主トレのような物だ。ちなみに今は妄想コンテストにサスペンス作品を出そうとしている。するとミステリーとサスペンスの違いがわからない自分を知る。 最初は落選作品を二次利用しようとした卑怯な私であるが、今はエブリスタという館の中でまったりしている。当初はスター数も気になっていたが若い頃のソバカスの如く気にならなくなった。それより今は次に書きたい話で頭がいっぱいだ。 読者。作家。運営会社で作られた館は各自が修繕しながら暮らしている。 そんなこの館には、まだまだ宝物が埋まっている事であろう。 みちふむ
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