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選評
コンテストに応募すると評価がついてくる。これが欲しくて応募していると言っても過言ではない。
小説を書き始めた頃、親切に色々言ってくれる人がいるが、これは気にしていない。同じ経験をしている人の話ではないと参考にならないからだ。それでも読んで意味がわからなかった、と言われれば私の筆不足とし誤解されぬように直している。
しかしコンテストの評価は異なる。まず入選しないというのが一つの答えであり、さらにいただく選評は大変ありがたいものである。
そんな私がいただいたのは「筆力があるが共感性がない」というものだった。共感性?と意味を考えると、要するに一般受けしない、一部の人しか受けないという意味に解釈をした。
確かに話の中で感性が飛び抜けている主人公を扱っているので、これはそうだと思った。しかし、これがよい、これしか書けないと思っているの私は一晩考えた。それは作中に『恋愛あるある』を入れた話を書こうというものであった。
選評が届いた翌日に書き始めた恋愛短編小説は、読んだ方の共感をいただけるような恋愛話を意識して書いている。これはあくまでも練習なのだが、週に3話作りあっという間に10万文字を超えた。
せっかくなので2020年エブリスタ・ことのは文庫ライト文芸賞に応募した。
選評及び、私の練習の成果が楽しみである。
<2020・7・1>
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