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星降る夜に
妄想コンテストである。このお題で橋本紡さんの『流れ星が消えないうちに』を思い出す。タイトルだけでどこか切ないのはなぜだろう。
この期間エブリスタではスペシャルスターなるスター10ポイントを開催し、まさに星祭である。これを用い、私の古い作品のスター数を一桁あげてくださった方がいる。気にしてくださっていた事が大変嬉しい。
そんな私も脳細胞を活性化させるために作品を書いた。「星が流れる時の中で」は言い換えれば「流れ星が消えないうちに」になるかもしれない。
他の題の候補は「星の煌めきの中で」とか「星のかけらを抱きしめて」などになる。星が入るとロマンチックになる。
話は長野県の星の村。以前テレビで素敵だと思った場所である。星の観察に関わる恋愛話を書いた。筆が盛り上がり文字数をオーバーし、削って削って完成させた。
文末に地上の星として草原に広がるタンポポを入れた。夜ではないが、気に入っている。
今回は流れ星で書いたが月も星である。私は星座の中に月が収まる美夜空を観測する話を書こうと思い調べた。しかし月の軌道と星座は異なるので素敵な星空にはならないことを知った。
こんな勉強も妄想コンテストのおかげである。
<2020・7・2>
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