きっと、君へ

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 十年後の君へ、花束を贈ろう。  君が好きだと言っていた、雨あがりの、虹のような七色の薔薇を。  そして僕は、君に言うんだ。思いのたけを。  きっと。 きっと、やってみせるんだ。  僕は、大学のパンフレットを見つめながら、そう誓った。
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