【感想・レビュー】

簡単なレビューになりますがお許しを。皆様が前に書いているようなので改めて私は後から拝読の感想になります。著者様の性格で読み取れます。どの作品にも細やかな描写や背景描写が書かれています。読みだすと止

ネタバレあり

・1件・1件

　ラストが明るく終わっているところが切なかったです。短いお話でしたが、その中に大切なことがたくさん描かれていたように思います。素敵な作品をありがとうございました!

ネタバレあり

・1件・1件

なくしたい記憶と残したい記憶。それらを自分の意思で選別できれば、人はもっと生きやすいのかもしれません。忘れたくないから繰り返し思いだすのに、それができなくなるという残酷さ。この主人公の立場に

・1件・1件

涙脆い私は、１ページ目で涙を溜め、２ページ目で堪えきれなくなりました。脳裏に焼き付いて、今夜は眠れそうにありません。強く感銘を受けました。

・1件・1件

この物語が千文字に満たない短編だという事に驚かされます。誠一の相手を想う気持ち、別れを選択した苦しみを思うと悲しく胸が痛い。お互いに別の場所で幸せになってほしいと切に願います。特に最後の一文に、誠一

・1件・1件

文章表現が綺麗で、恋人を想うが故に別れを決断した主人公の苦悩や、恋人と――そして過去の自分の判断が報われた瞬間の大きな感情の揺れを読者も追体験できる素晴らしい小説でした。上述のシーンが良かったのは言

・1件・2件

作中で誠一が「遠くから」幸紀の幸せを願う。これが本当に遠くからなのですが、悩んだ末にその決断をした誠一の幸福追求には間違いがなかったと、読後そう思えます。しかし一方で、幸紀はその人生に幸せを紀すこ

・1件・1件

10年前/10年後という対比ではなく、10年後の中でも対比を作る。この着想に脱帽です。また、物語としても考えさせられます。悲しみも含めて全てを失ってしまう主人公。これは果たして救いだったのか。

・2件・1件

感想・レビュー一覧 8件