1人が本棚に入れています
本棚に追加
10年前のキミへ
10年前のキミは社会に出てきたばかりの新社会人だった。
右も左も分からない。
まだ学生気分が抜けてないような子だった。
毎日が知らないことの連続。
教えてもらって忘れないようにメモを必死に取ってた。
教えられたことを実践しても、自分が周りより劣っていると、苛立ちの表情をしてた。
少しでも周りに追いつこうと、誰よりも遅く残って練習して、誰よりも早く来て練習する。
そんな毎日だった。
配属先に出るための卒業テストもギリギリではあったけど、合格できて、晴れて部署配属となった。
最初のコメントを投稿しよう!