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すると、
「ありますよタイムマシン」
不思議な女が現れた。
銀色の体にピッタリとした衣装の、
「それ全身タイツ?」
「違います」
「ああ、そういうフェチ?」
「違いますってば!」
いささかキレ気味に怒鳴った女は、
「これは時空を渡るのに必要な耐性スーツなのです」
「ごめんなさい、さようなら」
電波はヤバいとその場を逃げだそうとする俺を、女はムンズと捕まえた。
「私はあなたの望みを叶えにきたのです」
「望み?」
「タイムマシンです」
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