もしも世界が終わるとしたならどうか君の力を貸してほしい

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売れない役者だった俺は何もかもうまく行かずに、あの日全てを終わらせようと、富士五湖まで来ていた。 樹海を目指そうとした俺のスマホに着信があった。 友人も居ない俺に、いったい誰だろう。 画面に表示された発信者は俺、だった。 「もしもし…」 「やあ」と、俺は朗らかに話しかけてきた。
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