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結果として。
翌朝、僕は彼女の机に指示に忠実に従った手紙を入れた。
あの手紙が本物だと信じたのだ。
僕は席に座って、彼女が登校してくるのを待った。
「おはよー」
明るい挨拶が聞こえて僕の心臓が跳ねる。
彼女が教室に入ってきた。
その様子を僕はちらちらと覗き見る。
彼女が鞄を置いて、机に教科書をしまおうとした瞬間。
彼女が僕の手紙に気付いた。
その手紙を取り出し、周りを気にしながら中身を読む。
そして彼女は、僕を向いて小さく微笑んだ。
うわあ、あの手紙は本物だったんだ! 信じてよかった!
賭けに勝った僕は、早く放課後が来ないかとそわそわして。
あれそういえば、と気付いた。
そういえば僕、自分の名前書いたっけ?
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